札幌市中央区 日本皮膚科学会認定医の女性医師による皮膚科・美容皮膚科土日診療 レーザー脱毛・しみ治療

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しみ・そばかす・くすみ

一般的に、美容皮膚科で治療対象となるしみとは、皮膚の良性の後天性局所的色素沈着増加をさします。

なお、良性悪性の判断は通常、視診、問診ダーマスコピーという特殊な装置を使用、時に皮膚生検(局所麻酔後、一部の皮膚を切り取ったり、全切除して、縫合)等で行います。

※美容皮膚科を標榜していても、実は皮膚科医でない医師がたくさんいます。皮膚科医であるかどうか、日本皮膚科学会のホームページでご確認ください。皮膚科学会認定医の確認も上記ホームページで可能です。

治療法の選択

一般的にいう、良性のしみにはおおきく分けて6つあり、それぞれに適した治療法を選択する必要があります。

  • 1,ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
  • 2,老人性色素斑
  • 3,脂漏性角化症
  • 4,そばかす(雀卵斑)
  • 5,肝斑
  • 6,炎症後色素沈着

わかりやすくいうと、1〜3に有効なものはレーザーです。

しみの黒褐色のもとであるメラニンに選択的に吸収される波長を用いたQスイッチルビーレーザーが1〜4には非常に有効です。

ただ3は角化傾向が強く、厚みのある病変の場合一度で取れない場合があります。

ですので、表面を削るCO2レーザーとの併用が必要な場合もあります。

当院ではQスイッチルビーレーザーCO2レーザーどちらも性能がよく、確かな治療効果のでるものを導入しました。

※なお一般的には、通常のフラッシュランプ(IPL)では上記3つは色調の改善はみられますが、除去はされませんので、確実な除去を求める方は、どんなレーザーがあるか、を確認して治療を受けられることが重要かと思います。

4,そばかすには、

フラッシュランプ、Qスイッチレーザーどちらも良い適応です。

1回あたりの効果はQスイッチが明らかにおおきいですが通常病変が多数あるためQスイッチですと7日から10日程度、術後多数の真っ黒なかさぶたが顔面に付着した状態となるため、テープを張っても目立ち、仕事や学校を休めない場合は術後の精神的負担が大きくなります。

目立たず、少しづつ薄くしたいならば回数と期間はかかりますがフラッシュランプが適しているかと思います。

Qスイッチは通常1回で一旦完全に除去しフラッシュランプは回数を重ねながら少しずつ薄くするものと考えていただければいいかと思います。

いずれにしても、術後の遮光が重要です。

5,肝斑

一般的にレーザーや強い設定でのフラッシュランプは悪化させます。

最も有効なものは、トラネキサム酸です。

トラネキサム酸とビタミンCの内服、美白剤(レチノイン酸&ハイドロキノン、ビタミンC外用剤など)外用、紫外線予防といった保存的方法と、ケミカルピー リング+ビタミンC、トラネキサム酸イオン導入、レーザートーニングといった、もう少し積極的に治療する方法があります。

尚トラネキサム酸は、ご自宅用として、トラネキサム酸が含まれた化粧水、乳液、美容液などのスキンケアラインのブランドと普段お使いのスキンケアラインに1品加える形で使っていただくトラネキサム酸のクリームをご用意しております。

6,炎症後色素沈着

肝斑同様に、トラネキサム酸、ビタミンCに各種美白剤を併用するのがベストかと考えますが、さらに一歩すすんだ治療としてはピーリング+イオン導入が有効です。

くすみ

顔全体のくすみにはケミカルもしくはレーザーピーリングとイオン導入。

肝斑である場合は5を参照ください

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